原種である比内鶏は、昭和17年天然記念物に指定されています。県畜産試験場が、昭和48年から食用としての研究に取組み、雄系に比内鶏、雌系にロード種を掛け合わせた結果、『比内地鶏』を誕生させ、昭和53年から市場に出回るようになりました。
当JAでは、昭和62年から転作田の活用にと、農家と一体となり試行錯誤を繰り返しながらの取り組みを始めました。
翌年には、飼育者組織を結成。産地形成を目指して独自の飼育マニュアルを作成し、徹底した飼育管理のもと、違反者にはペナルティや部会員除名処分などを規約に盛り込むなど、良質で美味しい比内地鶏生産と品質統一を目指した飼育方式の展開で、15年目の年に、13年度畜産大賞・地域振興部門最優秀賞を受賞しました。
また、平成22年10月には当JAの比内地鶏処理施設が秋田県版HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point ハサップ、危害分析重要管理点)認証を取得、安全・安心な製品を食卓へお届け致します。
恵まれた自然の中で150日間以上もの放し飼い・平飼いによる運動と日光浴、牧草の採食効果によって数多くの地鶏の中でも一味違うしまった味の良質な肉が誕生します。
まずは、なんといっても「きりたんぽ鍋」でしょう!
よくしまった肉から出る極上の特性スープとまいたけや野菜が見事にマッチし、手作りのきりたんぽとの見事なハーモニー。まさに鍋の王様。
温めた比内地鶏のスープに肉とごぼう、こんにゃく、まいたけを入れ、煮立ったらきりたんぽと野菜を入れ、さらに一煮させて出来上がりです。
きりたんぽセットも期間限定(10月から3月)でご注文お受けしております。
あっさりした中にも、独特な風味と味わいを活かした、焼鳥丼はいかがでしょう!
もも肉をフライパンで焦げ目がつくまで焼き、焼きあがったら調味料(しょうゆ、みりん、砂糖、酒少々)をかけます。
残りのタレをご飯にかけその上に切った肉をのせ、天盛にきざみのりをかけます。